「あなたはいつまで言葉にわなを設けるのか。 あなたはまず悟るがよい、 それからわれわれは論じよう。
愛する兄弟たちよ。このことを知っておきなさい。人はすべて、聞くに早く、語るにおそく、怒るにおそくあるべきである。
事をよく聞かないで答える者は、 愚かであって恥をこうむる。
だから、ヨブよ、今わたしの言うことを聞け、 わたしのすべての言葉に耳を傾けよ。
「あなたがたはとくと、わたしの言葉を聞き、 これをもって、あなたがたの慰めとするがよい。
「言葉が多ければ、答なしにすまされるだろうか。 口の達者な人は義とされるだろうか。
「いつまであなたは、そのような事を言うのか。 あなたの口の言葉は荒い風ではないか。
かしこでは悪人も、あばれることをやめ、 うみ疲れた者も、休みを得、
そこでシュヒびとビルダデは答えて言った、
なぜ、われわれは獣のように思われるのか。 なぜ、あなたの目に愚かな者と見えるのか。